サバ・サンマ・イカなどの寄生虫、アニサキスに注意!

梅雨に入り、蒸し暑い日が多くなってきました。ここ数週間でみはら医院にお見えになる患者さんが増えている症状です。

もしもお刺身など魚介類を食べた数時間(もしくは翌日未明)、急に

お腹につよい痛みを感じる
吐き気がする
お腹が張っていたい

といった症状があったら、アニサキス症の可能性があります。
アニサキスとは魚介類にいる寄生虫です!

体内に侵入したアニサキスが胃壁や腸壁を突き破ろうとすることでアニサキス症を発症します。症状が悪化すると、発熱や蕁麻疹を伴うアレルギー反応が出ますので、すぐにみはら医院にお越しください。内視鏡検査を行いアニサキスを直接確認し取り除きます。

内視鏡検査の画像です。食道から撮った写真で、胃の入り口に白色の太い糸状に見えるのがアニサキス(寄生虫)です。これが悪さをしているので、すぐに除去します。

主にサバ・サンマ・イカなどに寄生していることが多いようです。これからの季節、お刺身を食べたりお寿司を食べることがあった際、アニサキス症への注意が必要なことをお忘れなく。